第266代ローマ教皇フランチェスコが昨日崩御。教皇が亡くなることを帰天と表現すると初めて知りましたけど「天に帰る」って、なるほどキリスト教らしい言い回しやね。ちなみに4月21日は故エリザベス女王の誕生日でもあります。大物はこの日を選んで生まれたり、死んだりしはるんやろか🙄
※日本ではフランシスコという表記やけど、ご本人はフランチェスコと呼んだはったそうです
※※以前はローマ法王という表記やったのが、1981年にヨハネ・パウロ2世が来日したのを機に世界と同じ教皇という表記になり、2019年からはマスコミも教皇表記としてるようです

教皇フランシスコは史上初のイエズス会(=男子修道会)出身且つ、8世紀のグレゴリウス3世以来、出身地がヨーロッパ以外という初のローマ教皇。『ローマ法王になる日まで』というタイトルで映画化もされてるみたいやけど、アマゾンでは今のところ中古DVDの販売のみ。映画自体はちょっと綺麗ごと的な面が多いとレビューにありましたわ。現実のフランチェスコはブエノスアイレスで枢機卿やった時代、憂鬱そうで文句ばっかり言う上、権威主義的で全然笑顔を見せへん人やったそうですで。政治家にとっては扱い難い面倒くさい人で信者からも疎まれるような存在やってんて。その辺をドラマ化して欲しいな😁

バチカンの映画といえば、れんげそうさんがブログで『教皇選挙』というタイムリーな映画を紹介したはりました。時期ローマ教皇を決める教皇選挙<コンクラーベ>は、世界中が注目する一大イベント。けど外部からの介入、圧力を徹底的に遮断する選挙の舞台裏は、ほんのひと握りの関係者以外知らんという特別な世界。この完全なる秘密主義選挙戦の内幕を描くのが『教皇選挙』という映画だす
それにしてもこの映画、教皇フランシスコの年齢から帰天も近いと考えて制作されたんやろね。ほんまタイムリーで絶対観に行く人多いと思うもん😁

NTが思うバチカンは世界で一番ドロドロしたとこ。NTが中学生の頃にヨハネ・パウロ1世が教皇に即位しはってんけど、その33日後に自室で遺体となって発見されましてん。この教皇はマフィアと癒着してマネーロンダリングしてたとされるバチカン銀行の改革、避妊を禁ずる禁令を解くつもりやったとか色々物議をかもしてたお人やった。そやしこの突然の死も暗殺されたんと違う?というのが定説となってまふ
他にも1988年に教皇庁で働いてた職員の娘エマヌエラ・オルランディ(当時15歳)が、ローマで音楽レッスンを受けるために家を出てから行方不明になった事件もありますねんで。この事件は現在に至っても未解決でマフィアとバチカン絡みとされ、Netflixでドキュメンタリー番組『バチカン・ガール』としてドラマ化されてます。もう何から何までドロドロ、こそこそな世界ですですわ、バチカンというとこは😎


今日の食パンアート「ローマ法王崩御」

何んか怪しいアラブのおっちゃん風になったけど、一応フランチェスコはんのつもりでふ😅
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ローマ法王
↓【制作工程】
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↑スプーンを使って彫描き ↓竹炭で細部描き入れ&立体感出し
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↑ビーツ・漬物の汁で顔を色付け
↓アイシングパウダー(青)を加えて法衣を、竹炭で背景を塗り入れ
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↑裏面 ↓艶出しのマヨネーズを塗って完成
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