人生最後の食事には何を食べたいか？というのが時々話題になりますけど、NT自身は別に何んでもエエと思てまふ。というのも死ぬ直前というたら体調的にも万全と違うやろし、体調が良いとしても咀嚼力に問題あるかもしれへん。何より今現在より味覚力が低下してたら何食べても同じですやん。それでNTは歯が揃ってて味がしっかり分かる内に好きなもんを出来るだけ食べとこぉ！という主義なんだすわ

最後の食事ということだけに限定すれば、死ぬ日が決まってる死刑囚は中々美味しぃ立場ですやんね？特にアメリカの死刑囚は最後の食事は望みのもんがサーブされるというし、これはかなりラッキーかも。そんなわけで死刑囚のラストミールについて調べてみましてんわ

NT、アメリカでは死刑囚の最後の食事は希望するもんが必ず出されると思てました。けどテキサス州では「最後の食事」プログラムが廃止されたんやって。というのもローレンス・ブリューワーという死刑囚が大量の食事を注文しといて「お腹空いてない」と食べへんかったから。やっぱ死刑を宣告されるような囚人は最後の最後まで我儘やね😏
オクラホマ州では最後の食事は刑務所外の食べ物もオーダー出来ます。けど上限15ドルと結構シビアに金額。フロリダ州では最後の食事は近隣で購入可能であればOKで上限は40ドル。ルイジアナ州では刑務所長が死刑囚の最後の食事に同席、その代金を支払うという伝統があるんでロブスター等の高価な食材を使う料理も出されたりもするらしい

記憶に残るオクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件の犯人ティモシー・マクベイが最後に希望した食事はチョコミントのアイスクリーム１リットルだけ。35人以上を殺害した連続殺人鬼テッド・バンディに関しては書籍が多数出版され、ドラマ・映画化もされてるんで知ってるお人も多いと思いますけど、この人は“特別なラストミール”を拒否。それで刑務所の伝統的“最後の食事”であるステーキ（ミディアムレア）、目玉焼き、ハッシュポテト、バターとジャムを添えたトースト、ミルク、ジュースが提供されました。けどバンディは一口も食べへんかってんて🙄

ちなみに日本では最後の食事プログラムはありません。昔は死刑囚が望めば寿司でも天丼でも出してもらえたみたいやけど、現在の日本の死刑執行は当日に告知されるんで最後の食事希望云々の入る時間的余地がないということだすわ

以上、アメリカ死刑囚最後の食事に関しては、優れた記事や取り組みに対して贈られる「ＩＮＳＰアワード」の2017年ベスト・カルチュラル・フィーチャー賞を受賞した写真家ヘンリー・ハーグリーブスの『 A Year of Killing』記事を参照、抜粋しました


今日の食パンアート「ぐり🐱茶トラ」



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